現在2歳の娘が生まれたときのことを、最近アルバムを見ていて急に思い出しました。
子供が産まれて数日後に聴力スクリーニング検査という耳が聞こえているか確認する検査を行います。
身体測定の一つだろうと何も心配しないでいたら、リファーとなり再検査することとなりました。
会社が終わってから病院に寄り、この報告を聞いたときはさすがに心配になりました。
元気な子が産まれて良かったと安心したのもつかの間、大丈夫か心配が増していきます。
ネットで聴力スクリーニングに関することを調べ出します。
きっと同じ体験をした人も多く、同じような行動をとるのだろう。ネットの掲示板には同じような質問であふれていました。
産まれたばかりで羊水が耳に詰まっているとかもあり、半分は再検査で問題なしになるようです。
その後も1か月後とかに精密検査すれば問題なしと診断されることも多く、重度の難聴は1000人に2~3人程度らしいです。
だからといって、自分の子どもが大丈夫とは言えないので、再検査を行う4日後までが非常に不安の毎日でした。
あまり眠れず、難聴だった場合のことを考えました。
さすがに4日考えると覚悟は決まってくるもので、仕事を抑えようとか支援の場を探そうとか考える内容が変わってきます。
病院へ行って嫁が話すときは一切聴力の話はしません。
嫁は嫁でしっかり覚悟を決めているものです。
病室のドアを少し強めに閉めたとき、娘がビクッと反応しました。
その時は、あれっこれは耳が聞こえていないと反応しないのでは?と思い、少し安心したことも覚えています。
結局再検査の結果は問題なし。
この4日間で一気に老け込んだ気がします。
しかし、いろいろと真剣に考える機会となったことは良かったのかもしれません。